本当に効いた英語学習法[第2回:単語]
今回は英語学習法の第2回になります。前回の記事はこちらから。
4-6月:【英単語】DUO&ピーナツシリーズ
さらに語彙を増やすために、英単語DUO3.0と英単語ピーナツという単語帳を使いました。前回と同様にフレーズや文をノートに写し、単語や熟語の意味をその隣(または下)に書き取ります。こちらも、音源をiPodに入れて四六時中リピートしていました。もちろん、音声に合わせて声に出して練習します。速読シリーズと同じように、本も持ち歩いて頭にフレーズを叩き込みました。3年経った今でもいくつかのフレーズは覚えているほどです。
英単語DUO3.0は単語を短文で覚えるという構成で、これもまた大学受験会ではよく知られた名著です。CDは基礎用と復習用がありますが、速読シリーズでリスニングの基礎は出来上がっているはずなので、復習用だけで十分です。
英単語ピーナツシリーズ(CD付き)は、単語を2つセットで覚えるという非常に面白い構成で、銅、銀、金の順番にレベルが上がっていきます。金メダルはTOEFLやSATのレベルだったと記憶しているので、日本の大学受験には必要ないはずです。
この三ヶ月間はとにかく単語の知識と正しい発音をつけることに集中しました。この時期は上達している感覚がわかりにくく、勉強も地道なスタイルなので、本当に意味があるのか不安になることもありました。しかし、何度も言いますが、言語の勉強では知っていることが多ければ多いほど、新しいことを覚えるのが楽になります。
前回も書きましたが、例文やフレーズを使って単語を覚えていくと、次第に英語の「型」のようなものが、なんとなく感覚で分かるようになってきます。この感覚を掴めたのはDUOを半分くらい覚えたあたりだったと思います。音読でも、強弱のつけ方、呼吸の入れ方などは、毎日の繰り返しの中で数ヶ月かかって体に染みついていくのです。
まとめ
今回は英単語の覚えるのにおすすめの参考書を紹介させていただきました。次回は大学受験に向けたテスト対策と夏休みの短期留学について書きたいと思います。
ただ、日本の大学受験やTOEICが目的であれば、純粋な英語力という点ではこれまでにに載せた勉強法で十分な筈です。難関大学受験などでもう少し難しい単語が知りたい人は速読英単語の上級編やピーナツの金メダルをやってもいいでしょう。
ご質問などあればお気軽にコメントしてください。アメリカへの留学を考えている方がどれほどいるかわかりませんが、お役に立てれば幸いです。